雨漏りの原因は屋根だけではない

雨漏りが発生すると、その原因は屋根にあると屋根の補修を集中的に行う人が多いものですが、原因は屋根だけではありません。逆にその他の部分である壁や反り返りの部分など、思わぬところに原因がある場合もあるので注意が必要です。この部分に注意をせずに屋根の部分だけを補修してしまっても、原因が明確でない場合には雨漏りが続いてしまうこともあるので十分な注意が必要です。雨漏りは通常、家の中の上部にはいりこんだ雨水が天井部分の柱や枠組みの部分を伝い落ちてくるものです。

そのため家の中に雨水の入り込む原因を確認し、その対策をしっかりと行わないと解消することができません。その原因としては意外にも大壁のひび割れから雨水が侵入しているものであったり、他の部分から侵入している雨水が天井を伝い発生したりと言うことが考えられます。そのため、雨漏りがしたからといって屋根部分だけを補修しても根本的な解決にはならないのが実態です。雨水の侵入経路を塞いだだけでは根本的な解決にならないためです。

そのため熟練した業者はこのような作業の仕方はせず、柱の雨水の侵入具合や侵入経路などを確認し、その部分を的確に対策することが最も重要な方法です。雨漏りの原因にはいろいろあるため、その部分をしっかりと把握し正当な工事を行ってくれる業者を見つけることがいざと言うときの対策につながります。そのため、まずはその原因をしっかりと突き止め、応急処置を行いながら真の原因を見つけるような業者に修理を依頼することが必要です。