屋根の雨漏りの主な原因

屋根の雨漏りを自分で修理した経験がある人もいるようですが、修理したつもりでもまた漏れてきたということも多いようです。屋根の雨漏りにはさまざまな原因があり、修理しきれていない場合や原因となる箇所が複数あることも考えられるため、ますは修理箇所の特定と正しい対処が必要となってきます。屋根の雨漏りの直接的な原因としては、暴風や強風による棟板金やスレートの浮きやひび割れ、コーキングの剥がれ、谷樋のズレ、漆喰の崩れなどが考えられます。トタンやスレート屋根においては経年劣化による雨漏りも考えられるので修理をする前に原因を究明することが大切です。

新築の家においてもまれに施工不良が原因のケースもあるので注意する必要があるでしょう。地震の後すぐに雨漏りし始めたなら原因を特定しやすく、その場合地震保険で修理費用を賄える可能性があります。単独では加入できない地震保険は火災保険とセットになっており、風災や積雪によって屋根修理が必要になった場合に補償される場合があるのであわせて申請するのがおすすめです。高所で作業する必要がある修理では、けがへの十分な配慮が必要です。

さまざまな原因が考えられ修理箇所の特定は素人には難しい部分があるため専門の業者に任せるのが安心。保険で補償される条件に当てはまるかどうかは専門の第三者機関の手にゆだねられるため、修理費用のことも含め、最初からプロの手にゆだねるのが得策と言えそうです。